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C83コミケレポート  byなすび

 

それは12月の初旬の頃。いつもMHFでお世話になってるマイミクの桃山さんから唐突に話が出た。

「コミケで売り子しない?」

聞けば、同じくマイミクの酒井童人さんが、コミケのお手伝いを探しているとのこと。
探している件は私は実はTwitterで知っていた。しかしすぐ集まるだろうと思っていた。やはり業界で働いてて交流関係も広そうだし。意外や意外。
思えば山梨に住んでた18の時にコミケに初参加。それからほぼ毎年行ってきた。それが齢30になって転換機を迎えたということだろう。
1度きりの人生、何でもやってみるものさ。年を重ねて最近こう考えるようになってきた。まさにこれは天が与えた絶好の機会。コミケの売り子もそうそうできる経験ではない。

「やりましょう!」

酒井童人さんはエロゲの、特に陵辱・触手ゲーでは名の知れたライターさん。「真説・触手学入門」という大変興味深い著書も出しておられる、触手学者と呼んでも差し支えない御方。
ある時期にマイミクになったが、まさかこういう日がこようとは思わなかった。
手伝いを決めた次の日にはもう連絡が来て、それから酒井さんとメールでいろいろやり取りをし、サークルチケットも頂いた。
電話で当日の待ち合わせも連絡し、最後に

「当日はよろしくお願いします」



毎年だったら4時起床なのだが、今回ばかりは事情が違う。そう、今回は買う側ではなく売る側になるのだ。
私自身が何か作って売るわけではないが、今回は酒井さんの右腕ならぬ右触手としてきちんとお手伝いをしなければ。
当日の待ち合わせ場所は酒井さんのホテルに近いということで、りんかい線大手町駅の改札口前に7時集合だった。私は時間前に到着。フ、できる男は10分前に着くのは当たり前さ(ドヤァ)

・・・のはずだったのだが、待てども待てども酒井さんは見当たらない。それっぽい人も見えない。
さすがに電話をかけると

「あれ、もうビッグサイトまで行きましたよ」

と。あるぇー??(゚Д゚) 急ぎ私もりんかい線でビッグサイトへ。


ビッグサイトへ到着して探すが・・・今度は電話が繋がらねぇ(゚Д゚) 何度か電話をかけまくってやっと繋がった。ロッカー前にいるとのこと。
見れば、いた。電話をかけている人がいる。

「酒井さんですか?」

想像してた姿とは全然違っていて、かなりの巨体に人柄の良さそうなお顔。

「はじめまして。ナスビです」


酒井さんは私ともう一人のお手伝いの方を取り違えていた。次からはちゃんと前日に電話して、メールにもちゃんと予定を残しておこう・・・・
ただ当の酒井さんは、時間の都合があるにも関わらず泰然自若としていた。この方、中身の方も大物でございますわ(゚Д゚)
そんな酒井さんと2人、サークル入場口から入る。フフフ、ついにこの夢のチケットを使うときがきたか・・・( ^ω^)
こんな日が来るなんて、初参加のときは考えもしなかったわ。
チケットを使って入る。気分はまさにVIP、気持ちイィーーッ(゜∀゜)

中に入ると、多くのサークルの方がセッティングを始めていた。こういった光景もサークル参加しなければ絶対に見られない。自分の慣れ親しんだものの裏側を見るってのは、何だか興奮してくるw

ここが私らのブースだ。東エー40。
もう一人のお手伝いさんは現地合流らしく、先に荷物を取って準備しましょうということに。

ほー、ここが荷物搬入エリアか。こうなってるんだ。初体験だけに色々勉強できることが多い。
ただ、行ったら肝心の荷物がなかった。あれ? もしや・・・


なんともう一人のお手伝いの方がすでに運んでいた。
その名は朔良(さくら)さん。聞けばお手伝いをしたこともあれば、自分でサークル参加したこともあるという大ベテラン。何も言われずともサクっと荷物を搬入する朔良さんマジいけめん。

朔良「今日はよろしくお願いします」


大ベテランの朔良さんはその後もテキパキとダンボールを開け本を並べ、ポスターを貼りセッティングを整える。うむ、酒井さんと私の初心者コンビでは間違いなく右往左往してただろうw 朔良さんなんといういけめん。
この方がもう一人のお手伝いで本当に良かった(´Д`)

 

しばらくしてコミケスタッフが内容チェキ。やっぱり出す本には登録が必要なのね。

いざ、戦じゃー! 旗を掲げよ、ここが我らのブースだ! というアピールのためのポスター。
スタンドは酒井さんのお手製。素晴らしい出来栄えです。

この後は、今回お誘いをしてくださった桃山さんがご挨拶に。また昨日アツイ朝を過ごした燐火さんも差し入れを届けてくれた。

 

 

 

 


だいたい準備が終わって周囲を見たら、もう他のところもいつでもカモーン!というように戦闘準備が整っていた。
いよいよ来るのね。

私らのところも全ての準備が完了。その記念にパチリ。今日の私の仕事はカメラマンであるw
この後は時間が空いたので、酒井さん朔良さん共に他所様へご挨拶に行かれた。残った私はお留守番なのだが、酒井さん目当てに何名か別サークルの方がいらっしゃっては、自分の出版物やら差し入れやらを持ってきた。
酒井さんは偉大なお人だわ・・・。

そんなこんなで時間は10時を迎える・・・ゴクリ。
ついに、ついに始まるのだ。初めての売る側としてのコミケが・・・。

『ただいまから、コミックマーケット83、3日目を開催いたします』

パチパチパチパチ・・・・毎度お馴染み開会の挨拶と共に、あちこちから拍手が沸きあがる。
コミケ3日目、スタート!!


『ただいまから、コミックマーケット83、3日目を開催いたします』

パチパチパチパチ・・・・
よし、ついにこの時がきた。今の私は酒井さんの右腕ならぬ右触手。
本日の新刊に加え、酒井さんはチラシを大量に刷っていたのでそれを道行く人に配る。
あとは触手缶なるモノ。買った人はじゃんけん勝負で勝ったらプレゼント。あいこも負けもダメよ。本当はじゃんけんじゃなかったんだけどいろいろあって(´・ω・`)
さぁ開店だよっ! 寄ってらっしゃい見てらっしゃいヌイてらっしゃい!
でも今だから言えるが、本日の新刊は1部1000円。酒井さんはそれを「500部売ります!」と意気込んでいた。私は
(;´Д`)(かなり強気に来てるなぁ)
と内心思っていたのだが・・・。

そしてこの時点で朔良さんも買い物に出動。皆さんだいたい大手に行って最初は来ないだろうと。私もそう思った。初参加の上に島の真ん中くらいだもんね。


初っ端からウロウロしてる人って、やっぱりサークル参加で入った人なのかな? どう考えても余りに早すぎるw
開始5分くらいして、向こうにながーい人の集団が見える。あ、あれは大手への列なのか・・・?
あんまりこっちには関係ない話なので、私と酒井さんはポツポツ来るお客さんの相手したり、チラシ配ったりでまったりだった。最初は。
15分くらい経ってからだろうか、前の通りの人口密度が上がり始めたのは。

まずお客さんがかなりの数が来るようになったのに加え、大手に向かう大量の人で大渋滞発生! まったく身動きが取れなくなり列も進まなくなる。
「進まねぇー」
「押すな押すな」
「いててて」
あまりの行列に自分のブースの机も押されてしまう。スターッフぅ!! なんとか汁!!
しかし・・・かつては自分にも見に覚えのある体験。それを傍から見る、なんとも不思議な感じがするw
そしてそんな大行列の人たちに酒井さんは
「大変そうですね( ´ω`)」
とまるで他人事w いや他人事なんだが・・・やっぱり酒井さんは大物やw


列がひと段落したら今度はウチのところにさらにいっぱいのお客さんが(゚Д゚)
どれ、一つ本気を出してやろうか! かつてのマックのバイト経験を生かすときが来たぜ!
「1000円になりまーす」
「ちょうどいただきます」
「あざーっしたー(´▽`)(スマイル」
以下ループ。ひぃぃぃ、中々いそがしいー(;;゚Д゚)
机の上はしっちゃかめっちゃか。1000円札や缶のフタは散乱し、本もみるみる無くなってはガシガシ補充する。
ただ忙しいながらも心は常にクールであれ。受け取ったお金、本の渡しはもちろんのこと、以前偽札騒動があったためきちんと触手で手触りを確認する。
また他所のところの兼ね合いもあるので、とにかく私は捌くことに集中。一時はあまりの行列にスタッフまで来たし。お客さんの中には酒井さんとお話 される方もいたが、失礼ながら行列できてる時は急いでる人にとってあんまり快く思われないのよね。てか自分がそうだから。後ろでお待ちの方カマーン(屮゜ Д゜)屮 
とにかく余計なトラブルを招くことは極力避ける。つまらない非難は私ではなく酒井さんに行くのだ。あとは自分が買う側だったときを思い出せ。この心を忘れてはならない(戒め)
こうして思えば1000円という値段設定は、売る側にとっては助かった。ほとんど釣りが出ることがないからお釣りやら確認に余計な手間がかからない。酒井さんの深謀遠慮が伺えるわね。
あとじゃんけんは私負けまくり。おそらく7割は私のところから出て行ったはず(;´Д`) 触手缶が早めに無くなった原因は私にある・・・欲しかった方、この場を借りて謝っておくネ(・ω<)

 

5時を回ってボチボチ片付けの準備に入る。他のサークルさんも撤収準備を始めていた。
私はというと、朔良さんと共に金勘定。野口英世さんが大量にいるので、その枚数チェックだ。いやー多いこと多いこと

16時を回って、C83の全日程終了。

『コミックマーケット83を終了します』

パチパチパチ・・・・
思えば、16時まで居たのって今回が初めてだった。いつも用が済んだら電車混まないうちにサッサッサーと帰ってたからね。

片付け完了後。酒井さんともう一人(名刺どっかやってもうた)の記念写真。スッキリした。

 →873(はなさん)ですw

思い出のブース番号も記念に。

さらばビッグサイト。次こそは夏に行くぞー!
この後は打ち上げ会、アキバへGO


コミケで疲れきった足をなんとか引きずりながらアキバへと戻ってきた。
今回の打ち上げをアキバで予定してたのである。舞台は牛角。うひぃ、朝は食べなかったし昼も満足に食べられなかったんで、ガッツリ行くぞー!!

この打ち上げは、私を売り子に誘って下さったサークル『小山電脳技研』の桃山さんたちと合同で実施。
そこになんと、酒井さんとお話したいと飛び入り参加で2名加わったのであった。

2012年12月31日。今宵をもって『国際触手研究学会』は正式に発足する!!
その記念の場に集いしは

酒井童人さん(触研代表)
長田さん(小山電脳技研)
桃山さん(小山電脳技研)
紅茶紳士(エロ野郎)
朔良さん(いけめん売り子。自らもサークル活動を行う)
坂井さん(飛び入り枠その1。奇しくも同じ名前のサカイJr。造形師)
蒼乃†瑠璃さん(飛び入り枠その2。若きイケメンレイヤー)
そして私、ナスビの8人。

我ら、生まれも育ちも違えども、心は一つ。
『触手が好きだ!』
それにしても飛び入り枠の二人の熱意は素晴らしい。その行動力に、自分も若いときにこういうことがもっとできていれば、と羨ましくすら思える。
若さゆえの勢いや情熱が、ま・・・眩しいぜ・・・!(;´Д`)


酒井さんが開会の音頭を取る。
「コミケはお疲れさまでした。そして、2013年に触手ジャンルがよりもっと普及しますように・・・・乾杯!」

 

『『『『 かんぱーい!!! 』』』』

楽しい時間のはじまりはじまり〜〜
自己紹介に始まり、それぞれの個人的なことやら好みやらの発表。
「触手は言葉を喋ったほうがいいか?」
「改造やら堕ちはどこまでおk?」
「服は脱がした方がいいか?」
「オススメ触手ゲーは??」
などなどアツいテーマで語り合う。ニッチなジャンルなんで、こうして面と向かってこういう話ができたのって初めてだったよ(´;ω;`) 地方民だから尚更だ。
さらに食べ放題飲み放題の中、各人食べたいものを注文しまくって後で大量の肉にうああああ(;´Д`)だったり、アルコールが加わってトークもヒートアップしたりヽ(`Д´)ノ
・・・楽しい時間って、なんでこうすぐ終わるのかな。
時間がきてこの発足会も解散。皆さん各々の帰路についていく。私もさすがに非常に疲れたので、まっすぐホテルに帰った。


ガキ使や紅白見ながら2012が終わっていく。
本当に、本当に楽しかった。この売り子を受けて良かった。何事もなくて良かった。多くの人に出会えて良かった。終わりよければ全て良し、2012年は本当に良かった・・・。
2013年もまた笑って「良かった」と言えるように。


さようなら2012年。

 

 

すばらしいレポートです!
ナスビさんありがとう。
そして、夏コミも売り子あてにしております!!

 

 


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